抱っこされ魔くり
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10時過ぎ、そろそろ検査が終わる頃だ・・・と、病院から電話が。
「優衣ちゃんの退院が決まりましたので、お迎えに来て下さい。」
待ってました!
ちょうどパパも昼前に仕事を終えるとゆーので、2人で迎えに行きました。この日誌で何度も使ったフレーズ、「晴れて退院」です。
まず何処よりも一番最初にパパが連れて行きたかったのは郁弥のお墓。こーゆーロマンチックなトコは、現実的なママと違う。お花を沢山買って行きました。
「お兄ちゃんに挨拶ね!」
フミ君、妹だよ。ヨロシクね。
生後一週間なのに、早速の墓デビューでした。
そして実家へ。
必要な物はさんざん運び込んでおいたのに、まださらに入院時の荷物なども移送。やっぱり自分家に帰った方が面倒くさくないよ~。
でも赤ちゃんの布団を敷いて歓迎してくれた実家。とってもありがたいです。
そして可愛い義息子の為に、サシの入った高そうな肉でスキヤキパーティをしてくれました。
産後は動くな、冷たい物を触るな、とゆー上げ膳据え膳の里帰り。普通なら居心地が良くて、旦那なんか放っておいて実家に居ついちゃうんだろーなー。
それなのに私は初日からパパホームシック。パパの前では親よりも自分らしくいられる、完全なるパパっ子なのです。
しかも、自分家と比べてかってが悪いのは仕方ないんだけど・・・部屋が寒いし、テレビっ子持参のテレビはザーザーだし、ネットは繋げないしぃ~。
バカ猫を赤ちゃんに近付かせないように、ドアを閉めたり避難したりと面倒くせ~。
よくしてくれる両親には本当に感謝してるけど、申し訳ないけど、あー暮しにくい、帰りたい。
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郁弥は搾乳でばっか飲ませてたので、今回も手馴れたモンです。
だいたい3時間ごとにお乳が張ってくると、せっせと搾り出す。今のところ片乳50ccくらいです。
そして半日10個くらいの冷凍お乳を、ゴッソリ持って病院へ運びます。
面会時間は直接授乳もできますが、目隠しでオッパイに吸い付く姿を見ると、また記憶が襲ってきそうなので遠慮してます。お乳が張る度に、部屋を借りて搾乳だけさせてもらってます。
赤ちゃんのいる新生児室には入れないので、のんびり日サロ(ブルーライトの治療器の中)で過ごしてる様子をチラっと拝んで、残りの時間はロビーで待機。
看護師さんが心配そうにやって来ます。
「ごめんなさい、私が『また来て下さい』って言ったから、ここで帰らないで待ってたんですか!」
「いえいえ、初めから面会時間中はずっとここにいるつもりでした。付き添いは慣れてますから、ご心配なさらずに。」
病院、嫌い嫌いと言っときながら、ついつい自分の居場所のような感覚に陥るのがどーもね。
「検査の結果、だいぶ値が下がってきたので明日退院できそうですよ。」
やったー!いよいよ下界進出への本番が始まる!
ウキウキしながらお迎えの準備。確定の電話は明日の朝だから、まだ万が一ダメだった時の心の準備も要るけどね。パチンコでいったらスーパーリーチくらいの状態でしょうか?
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ひらきなおれば身軽に動けて助かるんです。
家に帰って溜まってた片付けをしたり、ブログを整理したり、実家に行く前の準備やら。早速、市役所への届けにも行けました。
そーいや、郁弥の入院中は開き直りまくってたなー。とっとと病院を抜け出して、よく飲みに行ってたくらいだしね。
名前は?
女の子で良かったよ。男の名前はまったく決まらなかったから。ケンちゃんて呼びたくて「健真」、以前の候補から「陽真」など、「ゆうき」じゃなくなってからイマイチ「これ!」とゆーのが無くて。
女の子はスグ候補がありました。
「フミコフミコ」と言ってたパパが、ある日、「ユイ」と言い出した。
「なんでユイ?」
「カワユイから。」
ウチは苗字に「川」が付くので、完全なるダジャレからなる・・・「将来、娘に怒られるので、人に言いふらすな~!」とパパに言われた・・・もう公表しちゃってるし。
母子手帳の「名付けの由来」欄には、とてもとても記入できませんが。
開花の季節に生まれたのと、ママに縁がある(桜花賞、サクラ組、桜丘高校、結婚式の曲がチェリーなど)ので、「サクラ」も良いな~と個人的には思ってたのですが、ここは家庭の規則に従って。
面会に来てくれたママの大好きなカップママが、「ユイ、いーじゃん!可愛いじゃん!」と絶賛してくれたのもキッカケになりました。
「女はパパが付けるんでしょ!郁弥はママの独断だったんだし。初めにビビッと来た名前のが後悔しないよ。」
と納得させ、漢字もパパに考えてもらって「優衣」に決定。優しさをまとう、ってな感じがパパも気に入ったようです。
とにかくマメマメなパパ。
早速、お習字セットにお手本にと、何やら書き始めましたよ。額縁まで買っちゃって・・・。
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今日は退院の日。やっとお家に帰れるよ~~~!
とワクワクしてたら看護師さんに、
「ちょっと黄疸検査の値が高いので、小児科の先生に診てもらいますね。」
と足止めをくらった。
検査で引っ掛かる→不安が安心に変わらず→即入院
この形式、どっかで覚えがあるぞ?
案の定、不安的中のまま数日間、赤ちゃんだけブルーライトヨコハマ治療の中に置いてけぼりとなった。
ママだけ帰る寂しい退院。毎日オッパイを運びます。あ、これもどっかでやったな。
ここで、晴れやかな気持ちが一気に過去に戻ってしまった。
今度の子はスッゴク元気そうで、黄疸で入院が延びるのなんて周りでもよくあるし、特に元気な子ほどそーなってるような気さえするし、全然たいしたことないと頭では思ってるのに・・・赤ちゃんの病状を心配するのとは違った、言いようの無い感情が押し寄せた。
ちょっとPTSD気味なんですよね、きっと。
前にも、(まだ更新してないのでネタバレですけど、)夜中に家の前で救急車が止まって心臓がバクバクしたり、ダウンして点滴うちに行った先でブラウン先生に会って涙が止まらなかったり、とゆーこともあり。
何かがきっかけで郁弥の記憶が甦る。それだけ精神的に大打撃をくらってたんだな。
・・・で、黄疸ウンヌンよりも赤ちゃんに張られた目を保護するテープに、郁弥の術後の姿がダブって見え、あの時の血生臭いリカバリー室での感情が乗り移って、悲しくて悲しくて仕方なかった。
勝手に涙がボロボロ出ちゃって、「わかっちゃいるのにやめられない」。
泣きながら授乳してると、看護師さんが心配そうに来てくれます。わかってるんです、わかってるんですけど止まらないんです。
何で泣いてるのかも分からないくらい止まらず、病的に泣き続ける。完全に病んでるな、こりゃ。
(正直、今も泣いてます。リカバリー室が乗り移ったようで。オペ室に間に合わず、その場で胸開いたから、マジ血生臭かったんだよー。)
パパには、「お前これから大丈夫かぁ?ちゃんと育てろよぉ?」と呆れられる始末。
過保護にするつもりはないが、「子供」に対しての気持ちが強すぎるんだな~。ま、これもこーなる覚悟はしてたけど。上手く付き合っていかないと。
赤ちゃん見てると普通は「可愛くて幸せ~」ですけど、これが病気の子だと「可愛い」「幸せ」から「可哀想」「大変」に少し見方が変わります。
そしてそんな中でも「可愛い」「楽しい」「幸せ」を、何とかそー思えるように模索葛藤しながら自分なりに見出します。
もう我が子をそーゆー風には見たくないな~。健康が一番だよ。
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毎度のことですが、家事すげーやってるパパ。
家を空けても安泰。布団干し、窓拭き、自分の弁当まで作ってるらしく。
毎日毎日、色んなモンを作って持ってきます。肉焼いたりとか、オニギリ6個とか、グレープフルーツ剥いたやつとか。フルーツ盛り合わせは得意になっちゃって毎日!
マックや吉牛買ってきた時もありました。
郁弥の付き添いじゃないんだから、入院食にオヤツまで出るんだから、そんなに食えねーっつーの。
「だって病院食じゃ口に合わねーんだろ?」
そりゃそーだけど・・・ただ、ふりかけは重宝しました。
同じ性格の義母も、毎回せんべいだの、たこ焼きだの置いて行きました。大変ありがたいが、家で食いたかった。匂いが気になって無理矢理食ったよ。
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ここの病院は母乳推進。
私は前回よく出たけど、郁弥に吸う力が無かったので、ずっと搾乳でした。しかも1ヶ月半で呼吸器に繋がれて飲めなくなっちゃったしね。膨大な供給に対して需要が無く、とっても寂しい思いをしました。
今回はかなりの期待。ダイソンパワーで吸い付く吸い付く。
産後直後の減り分を取り戻す、70gも増える日も!この人は心臓病じゃないね、きっと。
助産師さん達はとっても熱心に母乳指導をしてくれる。
患者に呼ばれれば夜中でも、1人1人のベッドサイドで丁寧に指導している。
「咥えさせるのが少し浅いですね。こーすれば痛く無いですよ。」部屋中のアチコチから声が聞こえる。
「今は張ってて硬いですけど、そのうち吸われれば出るオッパイに変わりますよ。」
私も、プライマリー(自分の担当)をはじめとする助産師を何人も捕まえては授乳室に連れ込み(?)、お乳の状態や飲んでる様を見てもらう。
どうやらこの乳は大量生産工場になってて、赤ちゃんの飲み方も「ガッツがある」そーなので先行きは明るい。前回分を取り戻してやろーじゃないか。
郁弥をお産した個人産院は母子別室でした。毎晩預けてミルクを飲ませてもらうのですが、未だに謎なのがカルテに書いてあった哺乳量・・・60とか80ccなんて???
今考えると、1ヶ月家にいたって1時間かけて40飲ませるのがやっとだったのに、本当にそんな容易く飲んだんだろーか?
時間が経てば経つほど不信がつのります。
そして陣通時のパパとの対応と、先生が到着し即分娩室で産むまでの、待合室の床ッペタでウンウン唸ってた数十分間、何もしてくれなかった事を思い出すと・・・あの時は良い産院だ~と軽く考えてたけど、コッチの今の病院の方がよっぽど手厚いなぁ~~~。
とにかくメチャメチャ熱心で親切なので、大変感謝しております。
ところで授乳中って胸が物になるよね。友達や義父の前でも平気で出せちゃうトコロ。
友達も以前ウチに遊びに来た時、お喋りしながら目の前で搾乳してたよ。
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入院翌日から3連休。休日の面会時間は7時間と長いので、パパもずぅーっと居られてちょうど良かった。
しかも、無理だと思ってた出産予定日翌日のバーレーン戦も観られるなんて・・・この子は親孝行だな~。
と、のんびりWBC観戦しながらの優雅な生活。
毎日、親戚や友人が沢山会いに来てくれます。
赤ちゃんが生まれたことを心から喜んでくれて、飛んで会いに来てくれる人達がいるって、本当に私は幸せだな~と思います。
美味しいスイーツも沢山頂いちゃって、マヂ感謝!
面白いのが、全員が全員そろって「新生児ってこんなに小っちゃかったっけー?」と必ず吐くセリフ。あんた、半年前に産んだでしょ、って人まで言ーんだから笑っちゃう。
そんだけ子供の成長は早いってことだねぇ。
今日は3日後にして初、走っちゃいました。パパが携帯忘れてっちゃうからさ。
慌ててコットを暴走してナース室に預けて、急いで追っかけて外に出ると、ちょうど駐車場から出てくるセレナが。
間に合ったけど、雨のなか上着も着ずに、寒いわオッパイは染み出るわで散々だったよ。
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次の子を産む決意をした時から、こーなる事はもう覚悟してた。
フラッシュバック。
絶対比べる。絶対思い出す。絶対、子育てをしながら涙する。
さっそく。
声の感じや動き、表情、新生児の郁弥を思い出して涙が止まらなくなる。
今、私が一度も新生児室に預けないでずっと寝ずの番をしてるのは、入院中ひとりぼっちにしてきた郁弥への後悔から?あの思いをしたくないからなのかも知れません。
昔、里帰り中に居間から部屋に戻った時、寝てたはずの郁弥が大泣きしていたことがあった。その時は泣くのも運動だ、なんて思ったけど・・・心臓病と気付かずに泣かせていた後悔で、アノ時の情景は一生焼きついている。
なので、心臓病じゃないことが確信できるまでは、へたに泣かせられないっつー頭がある。ま、この大声なら大丈夫だと思いますケド。
・・・てか自分家だったらいーけど、4人部屋で泣かせすぎは近所迷惑でしょ。みんな疲れてるんだから。
ママの体調によっては、同室が大変で赤ちゃんを夜だけ預けたりすることもある。
毎晩、新生児室から泣き声の合唱が聞こえる。
ちょっと泣くくらいなら元気で良い。肺が大きく開いて呼吸の助けにもなる。でもそれでも構ってもらえないと大泣きが酷くなり、パニック泣きに変わる。
看護師さんは良くしてくれるが、始終付き添ってはいられないので、酷く泣いてる声が聞こえたりする。これを耳にするのが辛い。
ここの赤ちゃんは安全だから良いけど、私はもっと別のことを考えちゃったりする。
ニュースで見る、生まれてスグ捨てられちゃった子は、こーしてどんなに大泣きしても誰にも気付いてもらえない、泣いても泣いても誰も助けてくれない。
命が助かれば良いけど、そのまま力尽きて亡くなってしまったり。泣くしか訴えることができないのに、「ウルサイ」と虐待を受ける子もいる。
どーしてそんな事ができるんだろーか?そんなら何で産んだんだ?
と、生きて欲しいのに死なせてしまったとゆー思いが強い分、涙が出るほど心が痛む。
でも私がココで痛めたからって何にもなんない。世の中には他にも、紛争や飢餓で辛い思いをして亡くなってく子が沢山いるんだから。
ひーばーも言ってた。「戦時中は、敵に見つかるから泣く子は殺せって言われるんだよ。」って、酷い時代だ。現代で本当に良かったと思うよ。
だから考えたところでどーしょもない。ただ、我が子が、ママが隣にいて良かったねーと思うしかない(こんなママですけど)。
抱き上げるとピタッと泣き止む、この子をとても愛しいと思う。
・・・と、同室の赤ちゃんが泣き出す。
普通はここでママのお世話が始まり、泣き声も止むのだが。そこのママはいつも寝起きが悪い。とゆーか起きない。
泣き声は30分以上続き、たぶん他の同室のママが全員気付いてるのに???イビキをかいて熟睡中・・・。
こんなママもいるんだなー。ナース室に預けた方がいんでねーか?と思うほど。周りが全く寝れない。
さすがに看護師さんが来て、「お母さん、ミルクの時間みたいですよ。」と起こされてたけど。
ついでに、ここの病室は分娩室から近いので、毎晩お産の悲鳴が聞こえます。
スンゴイ痛そうに叫んでる人もいます(って、プラーバシーねーのかよ?)。病室の皆が2時間近く心の中でハラハラしてるよ、たぶん。
私も相変わらず、そんな彼女達を毎晩応援してます。
やっぱり牢獄だわぁ~。
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胎動どおりのキック力で出てきた3130gの女の子です。
泣き声は超主張型。オギャーでなく「アーッッッ!!!」と叫びます。
とにかくオムツ替えも着替えも嫌い。ちょっとした変化に敏感で、大声で「イヤーッッ!!!やめろぉぉぉっ!!!」と騒ぐ元気な子です。
オッパイの吸引力も凄くて、看護師さんからは「ガッツがある」と。パパとママには「ダイソン」と呼ばれています。早く名前を決めてくれ~。
生まれた直後から眉間のシワ・・・出てきた瞬間に「ママの眉間だ」とパパに言われ。
じいじ譲りの、ママの顔の中で一番嫌いな部分を受け継いでしまった。こりゃ、将来グラサンしなきゃね(ママがいっつもグラサン姿なのは、眩しいと目つきが悪いからです。
シャックリだけでなく、クシャミがめちゃくちゃ多いです。パパの花粉症をもらったか?
必ず2回連続。
「ヒッヒッ、ヘーックション!ヒッヒッ・・・・・・・はぁ~」たまに途中でやめたりすると、目尻を下げたじーばー達の黄色い声と笑いがおこります。
「可愛い!ゲラゲラゲラ!」
やっぱり2番目の子ってギャグなのかな~?
妊娠して10ヶ月。
本を見ながら自分のお腹の中の、子宮のどの辺に着床したかを想像し、胎芽(胎児になる前、1cmくらい)の様子を想像し、エコーで見ては心音を確認し、シャックリする姿を想像し、腹の皮から突き出る「かかと」を想像し・・・。
あの胎芽が!こーして脳も心臓も、指も髪の毛も。うずまき管まで出来上がって産まれてきちゃうんだもんね~~~。不思議だな~。
赤ちゃんを目の前に、生命の神秘に改めて感動!
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出産後まもなく、毎朝の小児科回診の時間になり、早速ブラウン先生が分娩室に来てくれました。
「おめでとうございます。」
突然でビックリ。分娩台で身動きできないままの御挨拶。郁弥の緊急入院とかで、ノーメーク髪ボッサボサ家着のままで会ってるから、今さら恥ずかくも無いけどね。
「ありがとうございます。また宜しくお願いします。」
ヨロシクするのは検診だけにしたいね。
病室に戻るまでの数時間は分娩台の上で休息。といっても眠くないし暇~~~。
休めば良いのに何だか元気な私は、怒涛のメール攻撃。今のうちにやっとかないとキリが無いと思い、律儀にも「連絡ちょうだい」と言われてる身近な人達への一斉送信を開始。
これって、返信のやり取りも入れると「スゴイ通信料になるよ(パケ放題じゃないし)」と友達に注意されてたのに、やってしまった・・・。
そんなんしながらジッとしてると、ちょうど隣の分娩室でもお産が始まった。
ウンウン唸ってる。とっても苦しそう。私は終わってホッとしてるけど、彼女は今が一番の頑張り時だ。
頑張れ!頑張れ!ついつい隣室で陰ながら応援する私。まだリアルにホヤホヤだから気合も入っちゃう。
そして・・・元気な産声とともに、周囲から「オメデトウ」の歓声が聞こえた。思わずコッチも涙が出てしまった。
「お母さん、今日から同室で良いの?」
元気そうな私の様子に、看護師さんが声を掛けてきた。
「全然いーですよー。」
軽く答えたら、本当に昼から赤ちゃんがやって来た。完全母子同室のここの病院。それでも普通は翌日から一緒になるみたいだけど。
しかもコットに寝かせると泣くので、初日から添い寝開始。出産当日なのに、ママはほとんど一睡もしませんでした。
でも全然苦じゃないの。
健康な子(だと思いますが・・・)の育児って、こんなにも嬉しくて楽しいものだとわぁぁぁぁ!!!
可愛くて可愛くて仕方ない。老夫婦出産の余裕・・・。
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午前3時・・・・・・・・・・
「・・・?」
なんか腹が痛ぇ~。下痢かな?
3時10分。やっぱり痛いな~?
3時20分。あれ、10分間隔だ?まさか?でもたいした痛みじゃないし、スグ消えちゃうし?まさかねぇ?
ベッドで考えてると、パパが起きた。早くも出かける準備を始めてる。
「な~んか陣痛のような陣痛じゃないような?」
なんだかなー?よく分かんない。本当に陣痛としたら、またいきなり10分間隔からかよー?
そのまま1時間考えたあげく、昨日の内診の出血ではなさそうな「ヲ印」のような物が出て、確信が強まったので病院に電話した。
まだあやふやなまま前回の経緯を話したところ、助産師さんは優しく「Go」サインを出してくれた。今度は「もうちょっと待て」と言われなかったのでホッ。
車に乗り、夜間受付へ入ると本格的な陣痛が。あー、やっぱりそうか。電話して正解だ。
LDR(陣痛、分娩、回復を兼ねる)分娩台に上がって臨戦態勢。もう子宮口が6cm、そしていきなり10cm開大になっていた。
「ホント早いねぇ~。電話して来て良かったね~。」
助産師さんもビックリ。だいぶ下りて来てるみたいだけど破水待ち。「スポーンと飛び出ちゃいそうだから」と、無理にいきまず自然に任せるようだ。
何分間隔かはよく分からないまま、分娩装置のモニターの音を聞きながら・・・ドンドンドンッ!と波が来たら痛みをこらえ、波が去るとペラペラ喋る。
「掃除機かけるつもりだったから、帰ったらかけといてね。」
「そんなに私ばっか撮らなくていーよ。産まれるトコだけで・・・あー来た来た来た、ウゥ~~~、フゥ~~~!」
傍に付き添ってた助産師さん、こんなよく喋る妊婦とパパとのやりとりに失笑。
「お前の股の向こうで、みんな笑ってたゾ。」
と後でパパに言われました。
そのまま2時間も額に汗しながら、痔が出ないようにずっと肛門を押さえてくれた助産師さん。感謝感謝の彼女の姿は忘れない。
と、ついに先生登場・・・するなりとっとと人工破水。お湯がドバーと出る感じが爽快だ。
するとすぐに大波が押し寄せ、3波のいきみで「オギャー!」と産まれた。自然に任せて粘ってたのは何だったんだ・・・?
頭が出ても最後の最後まで胎動があり、子宮を蹴って出て行った赤ちゃん。産声はとっても元気そうだ。
「あら、ヘソの緒が首に巻きついてた。でも大丈夫だったみたい。」
だって。
午前7時27分。赤ちゃん誕生の瞬間は「感動!」の一言でした。
普通に結婚して子供ができて家族が増えて・・・とゆー流れが当たり前だと思ってた前回とは違い、命の尊さを実感して、望んで覚悟してついに産まれてきた我が子と対面した瞬間は。勝手に涙が流れてきて、先生や周りの皆に「ありがとう。ありがとう。」と言いまくっていました。
「ところで性別は?」
ビデオを回してたパパも興奮してたのか、2人ともスッカリそんな事は後回しで。
「女の子ですよ。」結果、どっちでも良いよ、健康ならばどっちでも。
(でも後でパパに、「聞いた瞬間、お前はテンション下がってた。」と言われた。いや、下がってない下がってない。本当にどちらでも。)
久々の出産でちょっと声が出てしまい、前回より呼吸法が下手だったかも。レンズを向けるパパの「感想を一言!」に、「先生、声出しちゃってスミマセンでした~。」と。
4時間半の安産といっても、やっぱり出産は痛い~~~。「1人っ子でも良いぃぃぃ?」前回同様、またパパに言ってました。
立会い初体験だったパパ。献身的に手を握ったり飲み物を渡したり、呼吸法のパンフを見せに来たり、「赤ちゃんに酸素が行くように深呼吸!」なんて助産師さんと一緒になって、意外と冷静でしたよ。
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臨月には毎週一回の妊婦検診。予定日までは、まだあともう一回ありますが、今日の先生は内診で、
「ちょっと刺激をしてみましょう。」
とのこと。子宮口も3cm開いてきて、もうすぐ産まれそうな予感です。
お腹が重くて毎日シンドイし、散歩コースを考えるのもメンドイし、遠出もできないし、あんまり大きな子を産みたくないので、そろそろ出てきて欲しいけどなぁ~?
看護師さんも、「あとはいっぱい歩いて下さいね~」と。
それを聞いたパパは、得意の「江ノ島でも行くか」。今日はもう早くも、お仕事が無いんです。
天気の良いのどかな平日。釣れてんだか釣れてないんだか、港には釣り人がチラホラと。これくらいなら良いよね~。日曜日は隣と50cm置きの大混雑で、のんびり落ち着くどころじゃない。
グルーと海岸線沿いの平坦な道を散歩。小路を抜け、街の賑わう通りでアイスをペロンチョ。
・・・歩くのが目的なので、ダイエットは考えてません。
1時間くらい散歩したでしょうか。結構な達成感。
「これで今日、陣痛がきたらスゴイね~。」
なんて期待もせずに適当なことをぬかす。
だって、ぜんぜん圧迫感もなくならないし、下りてくる感じもしない。まだまだスッゴイボコボコ動いてるし。
「私は前日まで動いてたよ~」とゆー友達もいるけど・・・?
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茅ヶ崎をまだまだ知らない私は、パパに散歩道を1つ案内してもらいました。互いに運動不足解消です。
ウチの裏には山があり、これを境にちょうど半分南が平地の街、半分北が田舎です。
全国でも有名な、お洒落でハイソな湘南茅ヶ崎ってのは、ほんの南の下の部分だけで、山側のほとんどは何もない。ウチの傍もこんな所です。
「すごーい!こんな景色があったんだー。」
ちょっと歩けば、のどかな畑と山小屋の風景。とても近くに高速道路が走ってるとは思えません。
ここもそのうち住宅街に開拓されちゃうんだろーけど・・・楽しむのは今のうち。
どこからともなく晩御飯の匂いがする夕暮れの雰囲気を味わいながら、パパと仲良く散歩。
花粉症の酷いパパの為に、ハナマスク取り寄せてみました。
眼鏡してるし仕事中邪魔だから、普通のマスクはしてくんないんだよね~。
これだったら効くかな~?
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卒業、進学のシーズンですね。早いもので本来ならば郁弥は今度3年生。
今でもたまにクラスメイト達から、「近況はどう?」ってメールがきます。
最近は養護にも顔出せないし、ずっと会ってないし、元々そんなに頻繁に連絡とって遊んだりする仲でもなかったのですが・・・やっぱりクラスメイトだから?
たった5人のクラスでした。僅か半年しか一緒に学生生活を送れなかったのに、「いつまでもクラスメイトだよ」とゆー気持ちを、未だに持ち続けていてくれるのが本当に嬉しい。
友達ってありがたいな~と改めて思います。
ところで、往年の大親友ミューさんとは、年に1回連絡を取るか取らないかで、お互いに何やってるのか全く知りません。
妊娠出産も事後報告のつもりだった・・・ら、パパに、
「それでも友達なの?」と酷く言われ、たのでメールしました。とゆー感じです。
「いーんだよ、いつでも会った時に言えば。」別に知らなかったからって怒る間柄でもないし。
困った時は連絡くるし、連絡ないのは元気な証拠。会った時はいつでも姉妹に戻れる、私達はそーゆー関係なのだ。
さらにもう1人。職場時代からパパと私の裏の裏まで知っているボタンエビさんに関しては、妊娠自体知らないかもしれない。今度会った時はベビーがいて、おったまげるだろーな?
「何で飲み会来れないのぉ?」
「授乳中ですから・・・。」
「えぇーっ!?」
って。
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そろそろ産まれるんではないかと、パパも本番に向けて現実味が増してきた様子。
読んだことのない育児書なんかを手に、臨月のページをジッと見つめる。
「回旋がぁ~」どーとか、「呼吸法がぁ~」どーとか、読み上げてくれる。教科書なんか開いたこともない人が・・・笑える。
いーよ、私は読んだから、知ってるって。声出さないで自分で読みなよ。
パパは上州屋で貰った「潮見表」を持っている。
お産は満月が多いとか、月に影響されるとか、よく聞く。月経もそーだし、胎内は水だから、月の引力が関係するとゆーのも間違えではなさそうだ。
念のため、潮の動きを調べたりすると、ある程度の見当もつく。ま、その通りにいくか分かりませんが。
満月は11日でしたが、次の大潮は予定日付近だってよ。ちなみに27日は新月です。
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自分ではもう運転して行けないので、実家の両親に、残りの里帰り用荷物を取りに来てもらいました。
と、これはついでで・・・。
本当は1ヶ月遅れのパパの誕生会が目的。夕方まで3人で待ち構え、今日も(?)早く帰って来たパパを誘って、レッドロブスターへ行きました。
いつも高くて頼めないロブスター・・・、ちゃっかり御馳走になっちゃいました!
「こちらで宜しいでしょうか?」
ワインのように、現生を持って来てくれるんですね。黒々と、活き活きとしたロブちゃん。あー、これを今から焼いちゃうのか、と思うとちょっと残酷な気が。
「でもパパだって、釣りたての魚捌いて食べるじゃん?」
そーだそーだ、食材と考えるしかない。
ちゃんと命の恵に感謝して、隅々まで美味しく頂きましたよ。
溶かしバターを付けて・・・ハワイやオーストラリアのクルージングを思い出す懐かしい味♪
酒を飲まない父が運転手の時は、パパもゆっくり楽しめます。好物のエビカクテルとパエリヤで、母と一緒にワインで乾杯(どーも母は年がら年中飲んでいる・・・)。
※エビカクテルとは冷製オツマミのことです。お酒じゃありません。
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「子宮口が2cm開いてます。」と言われました。いよいよですね。
小児科から産科に移った知り合いの看護師さんにも、「フミママ、出だし順調!」と。
受診と割り切ってはいても、知り合いに股を開くのはちょっと照れるけんね。
さらに昔お世話になった看護師長や、小児科外来の受付オバサンなど、会う人会う人に「楽しみにしてるよ~」コールの嵐。院外でも院内でも、皆が郁弥の弟妹を待ち構えています。
入院中に沢山見に来るような気がしてならん・・・。
頑張って産まないと!
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妊娠してからずーっと、パパと和解策を求めてきた「里帰り」。
なんと、私は「帰りたくない派」。理由は、自分の城は自分で守っていたいから。全部自分で仕切ってないと気が済まず、また「猫は家につく」とゆー性格そのままみたいです。
パパは家事もするし1人で大丈夫な人ですが、そーはいっても細かい事まで任せていくのは気が落ち着かない。
昔、郁弥の入院に付き添ってから一時帰宅した時に、洗濯物を乾してくれたのはいーが、家の中が湿気ムンムン!押入れにカビが生えるんじゃないか~と焦りました。
エアコンガンガンの冷蔵庫みたいな中で、凍死しそうな状態で寝ちゃったり(夏場じゃなくて良かった)・・・一度寝たらベッドまで戻れず、光熱費のかかる大画面テレビ付けっぱなしでソファーによだれを垂らし~~~。
前回は同居だったのでパパも安泰、郁弥の長い入院も心おきなく付き添えたのはありがたいことでした。
それでも私は、「え?1ヶ月実家に戻るモンなの?こっちで同居なんだから行かなくていーじゃん。」と言ってましたね。
さすがに義母や埼玉のパワフルおばちゃんから、「初孫なんだから帰ってやれ」と言われて戻ったくらいで。
今回も、全く行く気は無かったのですが・・・だって郁弥の介護の大変さに比べたら全然平気だし~~~。でもパパが「帰れ!帰れ!」と。
ひーばーん家に遊びに行ったある日・・・、
「お母さんなんて、3人とも全部1人で育てたわよ。帰るトコなんてないし。」と義母。3人とも臨月まで酷いつわりの上に、当時の夫なんて子育ては妻任せでしょうに。
「そーだそーだ!もっと言ってやれ言ってやれー!兄弟児がいたって帰ってない友達なんて沢山いるんだぞー!」
と私。嫁姑同盟を結ぶ。
「いーんだ!お前は帰るトコがあるんだから帰れ!」
私の体を心配してくれてんだか、私の実家に気を遣ってくれてんだか、優しいけどうるせーパパ。私は自分の家のが落ち着くんだってばー!
で結局、話し合いの末に1ヶ月検診まで実家にいることに決定。パパの思いやりを重視して。
メモにはちゃんと、「24時間換気システムをつけっぱなしにしとくこと!」って残して行きます。
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心置きなく入院に臨めるよう、パパにMMへ連れてってもらいました。
どーしても食べておきたかった「ホウレン草カレー」を求めてドックヤードガーデンへ。ここ、KIRIN the Beer Hall のカレーが昔から大好きなんですよね。
たぶんインド人・・・?のコックがいつも厨房でナンを焼いてます。バターの香り漂うパリッとした大型ナンは最高!
ホントはチキンカレーが一番好きなんですが、今回は鉄分目的なのでホウレン草1本に搾る。トロッ、モチッとしたチーズが良いアクセントになってます。
粒マスタードをたっぷりつけたソーセージも目が無いんですけどねぇぇぇ。ジョッキを持つことができないのでテンションは下がる・・・。
パパも車なので、2人でソフトドリンクでした。ビアホールまで来てっっっ!
それから室内を楽しく散歩~♪お腹がシンドかったけど、良い運動になりました。
そして動いた後は、また喰らう~~~。
コールドストーンに寄って、デザート休憩。
「あーあ、とうとうエルグランド級だ。」とパパに嘆かれ・・・。
(↑お腹の子が4000g越えのこと)
これで本当に心残り無く、いつでも牢獄(私にとっての入院)生活に入れる!
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WBC日韓戦に合わせ、酒の肴になるような献立を用意。あんまり家飲みしないパパも、今日は1人で「酒が美味ぇ~」と盛り上がっていました。
5.1chの臨場感溢れる大音量に加え、パパとママが歓声をあげると、お腹の子がボッコボコ!当たりめーだが、煩くて寝てらんねーので動く動く!
こーゆー日は本当は、2(,5)人だけで盛り上がりを分かち合うより、他の家族親戚友達なんかと応援したいよね。
ちなみに義父は・・・義母やひーばーが野球を観ないので、1人寂しく部屋に篭もって、小さいテレビに向かって「オッ!」とか「ヤッタ!」とか騒いでいたそう~~~。可哀想に、一緒に観たかったねぇ~。
それにしても、「アサヒビールプレゼンツ」は今の私にはキツイ。しかもキリンさんまで。イチローが一番搾りを宣伝している。
「麦酒」飲めねー代わりに、「麦茶」はゴクゴク飲んでますけどね。ウーロン好きなのに、毎日せっせと作ってますよ。
あとミロもね。あれも一応「麦芽飲料」なんだ。
2010ワールドカップの時期じゃなくて本当に良かったよ・・・授乳中じゃねーだろーな?
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チェッカーで陽性が出て、子作りの覚悟が現実になって、流産しないように毎日ハラハラして、早産にならないように気をつけて・・・んでもってやっとやっと、いつ産まれても良い週数になりました。
あー、あの頃が懐かしい。あっとゆー間のよーな、長かったよーな、これから先が長いよーな。
とりあえずブラウン先生の待つNICUは免れそうだな?あとはトラブルで挿管(呼吸器に繋がれる)されないように願いたいモンだね。
順調といってもやっぱり歳かな?前回よりは小トラブルに悩まされました。
9年も若かった頃と比べると、体力的にはシンドい。腰痛があったり、ちょっと動くと疲れたり、昼寝って必要~と思うような時もありました。
(逆に言うと、前回って全く楽だった。全然シンドかったキヲクが無いもの。)
食べられなかった頃の便秘下痢の繰り返しが尾をひき、胃腸も弱っているのか、毎月1~3回は未だに腹痛に苦しみ・・・繰り返すのはよくないんだよね、痔になって薬を塗ったり。
しかも弱った胃腸を「アチョーッ!」と、メチャクチャこねくり回されるので痛いのなんの、よく腸閉塞にならないよね。ホント、すんごい暴れん坊だよ、コイツは。
そろそろ下りて来て欲しいのですが、やっぱり9ヶ月からピークが続き、横になると「ウッ」ときます。
「ウッ」ときて寝れねー。深海400mから釣り上がったドンコみたいに、胃が口から飛び出そうだ。しかもまた、胃に向かって赤ちゃんが蹴る。肋骨の間くらいから膨らみが・・・。
「えー!こんなトコまで足が来てんのーっ?」コイツ、さては逆立ちしてんじゃなかろーかと思わせるアクロバットぶり。
つーか、子宮って丈夫なんだねぇ~~~。
腹のギャランドゥがだんだん濃くなって1本線になりました。
代わりに、手足の毛は全然生えず。人間って不思議だ。大事なトコに集中するんだもんね。
郁弥も、生命の危機月間(?)には、髪の毛がスゴーク薄くなってたよなー。これは、「髪なんか生やしてる場合じゃない」ってゆー、典型的なわかりやすい証だった。
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ヤベー、このままいくと3kg越えは確実だ。郁弥くらい(2870g)で産みたかったけど、ま、健康ならいっか。
頭は9cm。大腿骨は7cmです。明日から運動して早く出さなきゃ!
今日の先生は若きホープ(今どき産科なんて全員ホープでしょ。)で、エコーで心臓を念入りに診てました。
「カルテに前のお子さんの事が書いてあったので・・・心臓は肋骨ができた今よりも、18週くらいの方がよく見えるんですけどね。」
「あ、いーんですいーんです。どちみち産まれてからじゃないと、どーにもなんないし。」
前にチラっと、部屋(心房心室)4つ確認できて喜んでたくらいだったし。
ところで・・・とうとう引っ掛かってしまいました、鉄。
郁弥ン時もそーだったし、血が薄いので覚悟はしてたけど。
ホウレン草にヒジキ、ミロまで飲んで頑張ったけどな。結局もともとが追いつかないんだな。
自力で乗り切りたかったけど、ここは薬に頼るしか仕方ない。
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お腹が大きくなって運転も自粛すると、本当に何処にも行かないし友達にも会わない。活動も減ったし、連絡取るのはメールだけ。だからといって、元々寄り付かなかった実家に戻るはずもない。
全然嫌じゃないよ。パソコンやったり、ミーと戯れたり、優雅にお茶しながら「たまごクラブ」なんか読んじゃったりして。本当はドラクエもしたいくらいだけど、テレビ観る方が忙しかったりして。気楽なモンよ。
ただ、今の私にはパパしかいない。
毎日お弁当を作って、美味しい晩御飯を作って、パパが帰ってくるのを待つだけ。の生活。
人生を郁弥にかけてた生活が、こんなにも一気にパパにシフトするなんて笑っちゃうなーと思って。
ここ数ヶ月はずーっと。
パパが帰って来るとくっついて回り、お風呂は一緒にボチャーン。ドスコイが2人なので、お湯がスグ無くなっちゃうんだけど。
仕事も家事も昼の間に済ませられるので、夜は全部の時間をパパと共にする。食卓もパパが終わるまで付き合い、食後はソファーベッドで一緒にくつろぎ、疲れてないから寝れないけど、同時にハミガキして布団に入る。
完全にパパのペースに依存・・・それだけ暇人なんだねぇ~~~。
パパも郁弥がいなくて暇なので、早く帰って来て先に風呂を出た後に、台所に立ってる事が多い。
料理してくれるってのは有難いし、周りからは「贅沢だ」って言われそうだけど・・・ママにもまとめ買いの献立計画があるので少々迷惑。
明日使おうと思ってた材料を使われたり、片付けを最小に押さえたい主婦には考えられない色んな鍋や調理器具が登場したり、食べきれないくらい大量に作ったり、だいたい似たようなスープか麻婆系で、美味いが芸が無く。
飯の仕度はママがやるんだからいーよ!って言いたくもなっちゃう。
(やってもらってるので言いませんが。)
だから、ちょうど夕飯時に帰って来るのが理想だな~、とも思いながら。
でも、基本17時に帰るメールが無いと「遅いな~」とか思っちゃう。夜中の仕事が入ったりすると、ちょっと寂しかったりペースが狂ったり。
押して引く心理だなー。
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「育児疲れのママを一人にさせてあげたいから。」
と、ひーにーが赤ん坊と甥っ子を連れて、駆け込み寺にやって来た。
自分も朝から晩までハードな仕事で疲れてるだろうに、休日も育児の手助けとは・・・奥さん想いの優しい義弟だ(もしくは尻に敷かれてるか???)。
弟が可愛くて仕方ないパパと私は、喜んで助っ人をかって出る。甥っ子の相手をしながら、夕飯をご馳走。
ほんの束の間手の空いたひーにーは、寝っ転がって野球観戦しながらウトウト。ウチに来て少しでも羽を伸ばしていってくれるなら・・・このリラックス感は、同居してた家族ならではでしょう。
「昔から子供好きで、よく近所の子の面倒を見てた。」
と義母が前に言ってたとおり、パパは本当に子供の相手が上手で・・・たぶんレベルが一緒なんだろうな。親族の中で甥っ子や姪っ子の面倒を一番見てるんじゃないかと思われる。
結婚してから知った、意外なタナボタ加減。そんなだから、郁弥のことは相当ショックだったに違いない、と今さらながら再認識。
私も臨月の抱っこはシンドイが、赤ちゃんにミルクを飲ませゲップをさせる。
赤ちゃんの宇宙人のような首の動き、ゴシゴシと胸に顔をこすり付ける動作・・・あ~懐かしい、赤ちゃんってこんな事するよね。
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